山形へ出張や旅行した際にお土産を買うのは、山形駅のエスパル山形(S-PAL山形)が便利です。エスパルは、JR山形駅直結の駅ビルで、ショッピングセンターです。
今回は、その山形駅のエスパルで買えるスイーツお土産をランキング形式で紹介したいと思います。
他の地方に、同じような別商品があるものでなく、可能な限り山形特産品の中から選んでみました。
買う場所は、エスパル山形の2F、のお土産店がいっぱい入っているところです。
お土産を買う際の参考にしてください。
今回は、前回のお土産(おいしい食品)とは逆に5位からのご紹介です。順位は、あくまで管理人の好みです。
第5位 おしどりミルクケーキ
山形駅のエスパルのスイーツお土産第5位は日本生乳株式会社のおしどりミルクケーキです。日本生乳株式会社は、山形県の高畠町に本社を置く森永乳業のグループ会社です。
ミルクケーキと書いてあるので、なんか柔らかいケーキを想像してしまうかもしれませんが、おしどりミルクケーキは、バキバキの板という感じのお菓子です。
食べるときは、バキバキ噛んで砕いてもいいですが、溶けるまでなめるのもありです。
乳製品と酸化防止剤からのみ作られているので、食べると優しい甘みの牛乳を濃縮したような味のするお菓子です。
100g当たりたんぱく質が14.8g、カルシウムが490mgと栄養も豊富ですし、味のバリエーションもさくらんぼやラフランスのような山形特産品のほか、チョコレートや抹茶など全部で10種類もあります。きっとお好きなフレーバーが見つかるでしょう。
乳製品がダメな方以外はおいしいと言ってくれると思います。管理人も大好きです。
エスパルで売っている場所は、一番奥の郷土銘産品山形銘品で販売しています。
お値段も1袋8枚入りが300円もしないので、ばらまき用のお菓子としてもぴったりです。
第4位 乃し梅本舗 佐藤屋の乃し梅
第4位は、乃し梅本舗 佐藤屋の乃し梅です。
エスパルでは、入り口から入ってエスカレータ右側に乃し梅本舗 佐藤屋が出展しています。
のし梅自体は、水戸など他の地域でも名産としているところはあると思います。
ですが、山形市でのし梅と言えば、大部分の人が佐藤屋の乃し梅を思い出すでしょう。山形県内には、他にものし梅を作っているメーカーは、多々ありますが、管理人はやはりここののし梅がおいしいと思います。
江戸時代からあるお菓子で優しい甘みと酸味が特徴です。竹皮にはさまれた板状の四角いものなので、竹の風味も多少します。食べた感覚は、ゼリーよりグミに近いかもしれません。
値段は、記事を書いた時点で5枚入り648円(税込)です。
佐藤屋さんでは、他にも梅エキスを使っているであろうお菓子や斬新なお菓子もいくつも作っているのでHPをご覧ください。
SNSで話題の空ノムコウも佐藤屋さんのお菓子です。
第3位 老舗 長榮堂の富貴豆
第3位は、老舗 長榮堂の富貴豆です。
エスパルでは、少し奥に入ったところにお店があります。
実は、これを入れるか迷いました。山形でふうき豆と言えば、この長榮堂の富貴豆を思い起こす人はそう多くありません。なんかディスっているようでごめんなさい。
長榮堂の富貴豆、美味しいかと言われれば間違いなくおいしいです。
富貴豆は写真のように青エンドウを単に砂糖と塩で炊いたものです。ほろほろと崩れる何とも言えない食感が富貴豆の持ち味です。
ですが、ふうき豆を作っているところはほかにもあって、山形には絶対王者としての
あるのです。残念ながらエスパルでは買えません。
注文方法は電話もしくはFaxのみです。
というか店も1店舗しかなく予約も何もしないで買いに行ったら午前中で売り切れることもしばしばのはずです。
エスパルでこれが売っていたら確実に1位です(^^;。
エスパルで売っているふうき豆の中では長榮堂の富貴豆が一番だと思います。
生のふうき豆は、日持ちがせず夏場だと賞味期限3日となっていますが、絶対に出来立てを食べるべき商品だと管理人は思っています。1日たつごとに風味が落ちていきます。
エスパルで買える上の商品は、処理をして完全密封で脱酸素剤を入れてあるので10日ほど賞味期限がありますが、生には風味は及びません。
第2位 出羽路菓子処 杵屋本店の山形旬香菓
第2位は、出羽路菓子処 杵屋本店の山形旬香菓です。
エスパルでは、乃し梅本舗 佐藤屋と隣り合った奥にあります。
いわゆるフルーツの入ったゼリーなので、まあ巷にはたくさんあるタイプのお菓子になっています。高級なフルーツゼリーも沢山あるでしょう。
ただこのフルーツゼリーは、山形県産の果物を最高の状態で味わうことにこだわったゼリーになっています。
種類は、白桃、さくらんぼ、ラフランスの3種類ですが、特にラフランスは、JALの国際線のファーストクラスに採用されたことで有名になりました。
食べた時にも写真を撮ったのですが、うまくピントが合いませんでしたのでHPで確認してください。
さすがに旬の果物を閉じ込めているだけあって大変おいしいです。管理人が子供の頃はこのお菓子は無かったのですが、今では杵屋本店を代表するお菓子になっています。
ご贈答にも喜ばれると思います。
ここは、リップルパイも定番で美味しいです。
第1位 じんだん本舗 大江 豆太郎のじんだん饅頭
第1位は、じんだん本舗 大江 豆太郎のじんだん饅頭です。
エスパルでは、老舗 長榮堂の左隣にお店があります。
あんまりメジャーじゃないかもしれないですね。じんだん本舗 大江の本社は南陽市にあります。
じんだん饅頭は、枝豆のあんこを使っているお饅頭です。
この枝豆のあんこは、場所によって呼び方が違いますが、仙台のずんだという言い方が有名ですね。
じんだんは、山形県置賜地方での呼び名で、管理人が育った山形市周辺ではぬた(酢のものではありません)という言い方をしていました。
じんだん饅頭は、このじんだんを使った薄皮饅頭であんこがたっぷり入っています。
餡はそれほど甘くはなくすっきりとしています。
このような枝豆餡を使用したお菓子は、エスパル山形の他のお店や仙台でももちろん買うことができますが、個人的にはめちゃうまいと思っています。
東京に戻る際は、新幹線の中でおやつとして食べるために必ず1個買ってしまうほどです。
番外編
エスパルには他の山形のお菓子の店も入っています。菓匠 三全は、仙台のお菓子屋なのでパスです。
シベールのラスク
シベールは、一時期「ラスク」で非常に有名になり、ラスクブームの火付け役とも言われるほどでした。
しかしながら、一度経営破綻の憂き目にあっています。
ですが、今でもおいしいラスクフランスを売っています。ラスクがお好きな方は是非。
十一屋のお菓子
管理人が子供の頃は、洋菓子は十一屋で買っていた記憶があります。
山形市ではメジャーなお菓子屋さんです。
日持ちするお菓子として古くからあるのはゴールドシャトーとチルミー®だと思います。どちらも美味しいですが、最近では新作のお菓子の方が有名かもしれません。
清川屋のだだっ子
清川屋は、創業は1668年(寛文8年)だそうですから、山形では最も古い茶屋の一つだと思います。
本社は庄内地方の鶴岡にあります。
そして、山形の名産品を売っている総合製造販売会社になっています。野菜・果物の他、お菓子、米、肉、海産物なんでも取り扱っています。
エスパルにあるのは、お菓子や加工品などを中心としたギフトショップです。
お菓子で有名なのは、「ざわつく金曜日」で紹介された「ホワイトパリロール」やだだちゃ豆の餡を使用した「だだっ子」などでしょう。
「だだっ子」以外にもだだちゃ豆の餡を使用したお菓子をたくさん売っています。エスパル2Fに占めるお店の割合も大きいので、ここでお土産を買っている方はよく見かけます。
どれも美味しいので外れは無いと思います。ちょっぴりお高いかもですが、お土産で買うなら気にならないレベルです。
その他
その他にもスイーツではないですが、前回紹介した遊友結で売っている酒田米菓のオランダせんべいや煎餅工房さがえ屋のやみつきしみかりせん(めっちゃうまい、手が止まらなくなる)まりますので、甘いのが苦手な方はどうぞ。
更には、日持ちのしない稲花餅(いがもち)、ゆべしなどのお菓子もありますが、今回は割愛しました。
まとめ
今回は、山形駅のエスパル山形(S-PAL山形)で買えるお土産の中でスイーツを紹介しました。とはいっても極端に甘いものはありません。
紹介した
- おしどりミルクケーキ
- 乃し梅
- 富貴豆
- 山形旬香菓
- じんだん饅頭
どれも美味しいですので、山形駅でお土産を買う際の参考にしてください。
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