ままちゃんは、山形の出身です。また、短い間とはいえ秋田市にも仙台市にも住んでいたことがあります。
もう首都圏に出てきて、そちらに住んでいる方が圧倒的に長くなってしまいましたが、色々と美味しかった食べ物が住んでいた東北地方、特に山形にはあります。
ということで、これから山形を中心にお取り寄せしてでも食べたいものを紹介していこうと思います。
第1回目の今回は、玉こんにゃくです。いやまた安いものを(^^;。
玉こんにゃくは、山形県のソウルフード
玉こんにゃく自体は各地にあるとは思うのですが、山形県ではとりわけ玉こんにゃくがソウルフードになっています。
何せ、農林水産省のうちの郷土料理の山形県のページにも掲載されているくらいです。ままちゃんの出身である、山形市周辺では特に好まれて食べられています。
基本は、醤油のみで煮るのですが、旨味を入れるためにスルメを適量放り込みます。山形の玉こんにゃくの味付けには唐辛子は入っていません。通常は、辛子を塗って食べるのが一般的です。
また、山形県にはたくさんの玉こんにゃくメーカーがあります。
楢下宿 丹野こんにゃく
山形県民の特に内陸側で育った人間で、丹野こんにゃくを知らない人は少ないと思います。
丹野こんにゃくは、山形で最も成功したこんにゃくメーカーだと思います。
本店というべきこんにゃく番所は、山形市の隣の上山市にありますが、そこにはこんにゃくで作られたスイーツを提供するこんにゃくカフェもあります。
店舗も山形市周辺にいくつかあるとともに、山形駅の駅ビルであるS-PALにも店舗があります。
その他にも、全国の高島屋や三越にも販売ブースを構えています。
当然オンラインショップもあるのですが、現在(2023年1月)はメインテナンス中でオンラインショップで買うことはできず、注文は電話、Fax、郵送で対応するとのことです。
実際、丹野こんにゃくは、いわゆる大手ネット通販には出店していないので、楽天、Amazon、Yahoo,Q10などでは通常買うことができません。
唯一の方法は、ふるさと納税を使う方法です。上山市のふるさと納税を使えば、その際に送られてくる玉こんにゃく煮は、その商品の写真のマークから丹野こんにゃくのものだと分かります。
丹野こんにゃくの玉こんにゃくを食べたい方は、メーカーのHPを見て注文するか、ふるさと納税を使用するかしてください。
また、山形に出張のある方は、駅ビルであるS-PALの2階のお土産店が並んでいる中に店舗がありますので、そこで買うのもお勧めです。
千歳山こんにゃく店
ままちゃんがもう一つ思い出に残っている玉こんにゃくが、千歳山こんにゃく店です。山形市民にとっては、ものすごくなじみがあるこんにゃく店です。
山形駅前の通り東にずっと歩いていくと千歳山というシンボルのようになっているあまり高くない山があります。そこは、登ることもできます。そのふもとに千歳山こんにゃく店があり、山に登った後や、そちら方面に用事がある際などは、その店の玉こんにゃくを食べます。
店には、独自のHPなどはありませんが、食べログなどグルメ系サイトには紹介されています。
食べログ:千歳山こんにゃく店
ホットペッパーグルメ:千歳山こんにゃく店
千歳山こんにゃく店も大手ネット通販には出店していません。ですので、買おうとすると直接お店に電話などで連絡して送ってもらえるのか確認する必要があります。
山形県内各地に玉こんにゃく屋さんはある
玉こんにゃくは、山形県のソウルフードであり、特に内陸地方では各地に玉こんにゃくを製造販売しているところがあります。
例えば、長井市には平野屋がありますし、川西町にはまるろく、寒河江市には住吉屋食品、山形市にもヤマコン食品といった具合です。庄内地方にもまるい食品があります。
もちろん、大手ネット通販で買えるものも沢山あります。
自分の好みに合ったものを買えばいいと思うのですが、ままちゃんの知るところでは山形の玉こんにゃくというのは、以下のようなものです。
- 味付けは、醤油とスルメのみ。かつおだしなどのだし系のものは入らない。
- 唐辛子で辛みは付けずに、辛子を塗って食べる。他の地方の玉こんにゃくの場合、鷹の爪でピリ辛になっているものもよくあるようです。
- 醤油は完全に中までしみこませないで食べる(完全にしみ込んだ状態までになるまでには、食べてしまう)。
ネットでは、良く味付け玉こんにゃくを売っていると思うのですが、あれは、完全に中まで味が染みています。
個人的にはあれを買うのではなく、たれ付きの玉こんにゃくを買って、説明書通りに玉こんにゃくをたれとともに炒りつけるようにして作ったものの方が、山形の玉こんにゃくに近いと思います。
もっとも、玉こんにゃくの味については、個人の好みなので自分で美味しいと思うものを買っていただくのが良いでしょう。
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