6月末に近くにスーパーに行ってみたら温州ミカンと思われるものを売っていた。表示を見たら、ペルー産だって!!
ペルー南半球だからこれから冬真っただ中になるからかと妙に感心。
試しに買って食べてみたら、小粒ではあるがうまい!
でも、輸送のための農薬使ってるんじゃないの?安全性は大丈夫なの?と多少不安になりましたので調べてみました。
おいしいペルー産みかんがあるってどういうこと?
ネットで調べてみると、ペルーには日本の移民の方がみかんを持ち込んだそうで、ずっと栽培はされていたようですね。
海外にも輸出はされていたようですが、輸出先としては主に欧米だったようです。
ペルー産のみかんは2018年になって解禁されたという記事が、在ペルー日本国大使館のページにありました。かなり最近なんですね。
実際に日本で商品が並んだのは、2019年からと考えられます。
日本はペルーからほかの果物は輸入していたようですが、みかんはもともと日本のものですから、日本のみかん農家さんのこととか考えたんでしょうか。
今回購入し食べたペルー産みかんは、7&i系のヨークで購入したものです。田場さんのみかんというブランド名?がついています。
写真は、2個くらい食べてから撮った気がします。お値段もちょっと忘れてしまったのですが、398円か498円だったはず。
大きさは、わりと小ぶりなみかんをイメージしていただければあっていると思います。皮は、温州みかんのように薄く、簡単に剥けます。
見た目も皮も、本当に普通の小ぶりのみかんです。剥いて食べると酸味、甘味とも十分で、下手にぼけた味の日本のみかんよりおいしいです。夏にみかんを食べられるのはうれしいと思います。売ってれば、またリピート買いすると思います。
ペルー産のみかんは夏と言ってもいつごろ売っているかというと、大体、6月から8月くらいのようです。
ペルー産みかんの安全性は?防ばい剤、TBZの使用があります
包装裏の写真を見てもらうと分かるのですが、この商品は、防ばい剤TBZを使用していると書いてあります。TBZはチアベンダゾールの略で、残留基準は柑橘類に10ppmとされています。
防ばい剤は、長時間の輸送中にカビが生えるのを防ぐために使用される、収穫後に塗布される農薬です。柑橘類の場合は、ワックスエマルジョンに混ぜて浸漬(一般的にはどぶ漬けといったほうがわかりやすいかも)する方法が一般的なようです。
これは、ペルーという遠いところから運ばれてくるので致し方ないと思います。
単純には、皮は食べない、他の調理にも使わないで捨てることで、その摂取を簡単に低減。手で触るだろうって?どうしても気になるなら、皮を剥いた後、手を洗うか拭くかしてください。
以上の注意点さえ守れば、問題ないと思います。
気になる方は、FOOCOMのこちらの記事をご覧ください。
植物検疫としてはどのように行っているのかは、こちらをご覧ください。
まとめ:夏の時期、おいしいみかんを食べられるのはうれしい
今回は、ペルー産のみかんを買って食べてみました。今の時期にお値段もお安く、甘味、酸味も十分でおいしかったです。
皆さんも初めて見る方が多いと思います。大丈夫か?と思われる方もいるかもしれませんが、きちんと防ばい剤への認識を持てば、問題ないと思います。
食べないのはもったいないよ。
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