餃子の王国は、熊本県熊本市の双和食品工業株式会社が運営する餃子を中心としたネット通販のお店です。
(餃子の王国HP)今回、餃子の王国のメイン商品の一つである、黒豚生餃子を実食する機会を得ましたので、ネット上の口コミと比較して、うまいのかまずいのか評価してみまました。
餃子の王国、黒豚生餃子の口コミ
ネットの口コミサイトや、ECサイトの評価などから、餃子の王国の黒豚生餃子にどんな口コミがあるのか調べてみました。
総じていえば、良い口コミが多く、相対的に良い評価のものが8割以上を占めるところがほとんどでした。
とはいえ、全ての人にあうわけでもないので、一部良くない口コミもあります。
餃子の王国、黒豚生餃子の良くない口コミ
餃子の王国の黒豚生餃子に関する良くない口コミとしては、
- スーパーで売っている餃子と変わらない
- 中身(具)が少ない
- 油っぽい、ギトギト
これらの口コミが少数ではありますがありました。スーパーで売ってる餃子と変わらないというのは、個人の好みと味覚が影響しているので何とも言えません。
中身が少ないというのは、原材料配合割合が、ラベルに記載されていて、黒豚27%、野菜31%(仕込み時)とあります。残りが皮やその他原料、添加物と考えられるわけですが、この重量比率はごく普通というか、中身が少ないということにはならない気がします。
油っぽいというのは、これも個人の好みに依存しそうです。
餃子の王国、黒豚生餃子の良い口コミ
餃子の王国の黒豚生餃子に関する良い口コミとしては、
- 餃子としてとてもおいしい
- 何度もリピートしている
- 焼き目がパリパリに羽根つきに焼ける
餃子としておいしい、何回もリピートしてるという意見が結構多くありました。少数意見として、他の肉を使っていないところが良いというのもありました。
餃子の王国の黒豚生餃子を実食
では、実際に餃子の王国の黒豚生餃子を焼いて実食して感想と評価をしていきましょう。
餃子の王国の黒豚生餃子を焼く
餃子の王国の餃子製品を買うと以下の写真のような生餃子の焼き方のパンフレット、それに冷凍食品に関する注意書きが入っています。
餃子の焼き方については、カラー写真を使いかなり丁寧に悦明されています。今回はこのやり方に沿って焼いてみました。
下の写真は、餃子の王国の黒豚生餃子の包装状態なのですが、焼くための餃子を取り出し再度ラップでくるんでしまったために、良くない状態で写っています。
打ち粉も多少湿ってしまっていますが、最初はもっとサラサラです。羽根を作るためには必須なのでしょうが、大量であることは否めません。
今回は、15個入りの餃子のうち8個を焼きました。
小さじ2程度の油を引いたフライパンを中火の強めで熱して並べます。粉が結構ついていますね。
150ccの熱湯を入れて蓋をして4分間蒸し焼きにします。
4分たったら蓋を取るのですが、その時点ではまだ水分が残っています。
蓋を取った状態で焼いていきます。すると水分は飛んでフライパンの真ん中にできた羽根から周囲に向かって焼きが入っていきます。
この状態でフライパンを更で受けてひっくり返せばきれいな餃子の出来上がりとなる予定でしたが、残念ながらぱかっとは落ちてきませんでした。
うちのフライパンのコーティングがはげかけているのも大きな原因と思われます。
コーティングがきちんとしているプライパン、もしくは手入れがしてある鉄のフライパンであればぱかっと落ちてくるでしょう。
仕方がないので、周囲の羽根の部分にへらを入れ羽根の部分をはがすようにして皿に移しました。見た目は、全然きれいではない残念な結果となりました。とはいえ、焼き目はばっちりです。
羽根は薄いもののしっかりと出来ています。ちゃんと羽根を作りたいなら残っている粉を足した方が良いかもしれません。
実食した感想と評価は?
餃子の王国の黒豚生餃子は、実食してみると最初の一口食べた時点で、うまい、そして重くないというのが第一印象です。
焼いた8個はあっという間に食べてしまいました。
ニンニクはかなり感じます。個人的には、ニンニクが入っていない餃子のほうが好きなのですが、ギリ大丈夫と言った感じでしょうか。ニンニク入ってなきゃ餃子じゃないという方には好まれるだろうと思います。
そして餃子自体にそれなりに味が付いています。豚肉のうまみも広がりますが、思ったより野菜の味がすると思います。
個人的にはおいしいと思える餃子でした。これを値段は別としてスーパーのチルド餃子や大手メーカーの冷凍餃子と同じという人がいるのが逆に信じられない感じです。
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餃子の王国の黒豚生餃子の大きさを測ると上の写真のように長手方向で約7cmとなります。特に大きいわけではなく、商品として売っている餃子の中ではむしろ小さいほうかもしれません。
おかげで、パクパク沢山食べられてしまいますが、物足りないと思う方はいるかもしれません。
次に餃子の具の状態ですが、断面は下の写真のようになっていました。
黒豚生餃子の具
餃子の皮としては、普通より少し薄めだと思います。上にも内容物と皮の比を書きましたが、これで具が少ないということは全くないと思います。
むしろ、野菜は肉に比べれば形がある状態で入っており、良いアクセントになっていると思います。食べた時も良いバランスだなと感じました。
ただ、個人的には餃子の皮は厚めが好きですので、その辺は好みの問題になってしまいます。バランスとしては全く問題はないと思います。
個人的に最もネックになってしまったのは、値段です。送料無料にするにはそれなりの量を買わないといけません。もしそうしたとしても15個入り1パックあたり600円以上します。
餃子1個当たり40円強です。良い材料を使い品質を安定しておいしいものを作るためには仕方ないのかもしれませんが、いわゆる大手の冷凍餃子や市販のチルド餃子に比べると明らかに不利です。
餃子の王国の黒豚生餃子は何からできているのか?
では、いつものように餃子の王国の黒豚生餃子は何からできているのか?を見るために、食品表示法による確認をしていきましょう。
名称や原材料の確認
名称はぎょうざ(そう菜半製品)となっています。まあ、これは問題ないでしょう。
次に原材料ですが、一番比率の高い野菜は、キャベツ、玉ねぎ、にら、にんにく、生姜の5種類が使われておりカッコ書きで国産が強調されています。
次が豚肉ですがこれも国産のカッコ書きとなっています。
ある意味ポップの部分に黒豚生餃子という名称、国産の野菜・肉を使用という書き方がされており、これだけでも原料の仕入れ値が一般的な冷凍餃子やチルド餃子に比べて高そうです。
皮は小麦粉、食塩、でん粉、なたね油から作られています。
それ以降には、原材料として、でん粉、醤油、粒状大豆たん白、砂糖、食塩、ポークエキスパウダー、ごま油、米発酵調味料、香辛料野菜粉末、こしょう、唐辛子となっています。
でん粉は、打ち粉の部分でしょうね。それ以外は、粒状大豆たん白を除いて、味付け香りづけに使用されているものでしょう。従って、何もつけなくともそこそこ味がするのだろうと思います。
/以降に書かれている添加物として、加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、着色料(紅麹、ラック、ターメリック)、(一部に小麦粉・大豆・豚肉・ごまを含む)が書かれています。
今話題の紅麹も書かれていますが、HPで何の案内もないことを見ると小林製薬からの購入品ではないのでしょう。
内容量、栄養成分表示、賞味期限など
内容量などについても見てみましょう。
内容量は、15個で225gですから、1個当たり15gになります。重量的には1個当たりの餃子としては軽めです。
栄養成分表示は100g当たりで、エネルギー263kcal、たんぱく質、9.4g、脂質15.8g、炭水化物20.8g、食塩相当量1.0g
この値は、過去に実食した餃子と比較すると脂質がかなり多いと思います。他の餃子は、100g当たりの脂質は多くても10g程度です。この点で、油っぽいと評価する方がいるのかもしれません。
賞味期限は、24.09.22とありますので、約6カ月と言ったところだと思います。
まとめ
今回は、餃子の王国の黒豚生餃子について、口コミを調べるとともに、自分で実際焼いて見て実食して評価してみました。
餃子の王国の黒豚生餃子は、口コミ評価通りとてもおいしい餃子でした。ちょっとだけ脂質が多いですが、それでも軽くパクパク食べられます。
食があまり太くない管理人でも15個は平気で食べられそうです。皮は薄いほうなので、ビールのお供などには最適ですし、おかずが一品足りない時など重宝しそうです。
ただ、お値段は他の冷凍餃子やチルド餃子に比べて相対的に高いです。良い材料を使っているので仕方ないのかもしれませんが、送料無料になるくらい買わないとかなりきついと思います。
そこそこの値段を出してもいいから、安心な材料と品質の良いおいしい餃子を食べたい方にはピッタリだと思います。
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