家で餃子(その14)は、餃子計画のニッポン餃子という商品です。これは、冷凍餃子です。
ただ、この商品は、今まで紹介してきた冷凍餃子とは全く異なる特徴を持っています。

その一つ目は、ヴィーガン認証を取っているという点です。
二つ目は小麦粉も使用しておらず、グルテンフリーとなっている点です。
餃子計画のニッポンのギョーザとはどんな商品なのか
ニッポンのギョーザは、まず包装の右上にヴィーガン認証の表示がされています。

このヴィーガン認証は、NPO法人ベジプロジェクトジャパンという任意団体が行っているものです。従って、ここの団体のヴィーガンの定義を満たしているということになります。ヴィーガンの定義は、色々あるのでしょうがままちゃんは、ヴィーガンに全くと言っていいほど興味がないので肉、魚、乳製品、卵を使用していないくらいの定義で十分です。
次に、グルテンフリーの方ですが、表示によれば小麦粉を使用していないということのようです。また、どんなものが使用されていないか、同じ製造ラインではどんなものが製造されているかなども記載されています。
それじゃどんなもので作られているのかかなり気になります。ここは、食品表示法による表示を見てみましょう。もちろん、内容量や賞味期限、製造者など必須の情報は記載されています。


野菜は、キャベツ、玉ねぎ、生姜、にんにくですべて国産のようですね。皮は、米粉とでん粉、ブドウ糖、食塩からできています。そのほかに、肉の代用品としての粒状植物性たん白が使用されていますね。あとは、調味料系ですかね。また、添加物として加工でん粉、増粘剤、トレハロースなどが書かれています。
確かに、肉系のものや乳製品、卵も使用されていません。
栄養成分的に見ても、1個当たりのカロリーは、肉を使用しているものより約2割程度は低くなっている感じです。
ニッポンのギョーザを焼いて、実食
では、実際に焼いて食べてみましょう。
袋から出すとこんな感じ。まあ普通の冷凍餃子と見た目はあまり変わりません。たれが1個ついています。大きさも普通の冷凍餃子の大きさとほとんど同じです。

それで、いつものように焼いてみました。

見た目は、普通の餃子と変わらないように見えますが、やはり米粉だけあって焼いたときの感覚は普通の餃子と多少違います。
焼き面はかなりパリパリ感が強くなる気がします。一方、そうでない部分は、何というか小麦粉のようなもちもち感ではなく、本当に米のような糊っぽさがあります。
焼いた写真の一番上の1個の皮がはがれていますが、これは焼いたときにはがれていたわけではなく、皿に盛ろうとしてへらで取った際、フライパンの油のない側面に餃子を当ててしまったために、フライパン側に皮が持っていかれてしまった結果です。
蒸された状態では、油がない部分をフライパンにつけると持っていかれますので注意しましょう。
実食して中身を見るとこんな感じです。

実食した最初の感想は、物足りない、でした。肉の代わりの粒状植物性たん白は、やはりうまみという点では物足りなく感じます。
また、米粉の皮は、焼き面こそパリッとしていておいしいですが、蒸されている部分は、多少べちょっとというか、にちょっとというかそういう感じがしています。
ですが、何個か食べ進めると慣れてくるのかこれはこれでありだな、と思えてきます。すごく軽い野菜餃子、肉少な目を食べている気分です。そういう食べ物に対して米粉の皮は逆にあっているかもしれません。
しかもこの商品、OKストアで買ったせいか、12個入りで100円台というとんでもなく安い値段です。1個当たり20円しません。はっきり言って、家で餃子(その4)で紹介した、某7(ゲフンゲフン)の商品よりよほどましです。
ヴィーガン、ベジタリアンの方にはお勧め
この餃子計画のニッポンのギョーザは、個人的にまた食べたいかと言われると結構微妙ではあります。ですが、まずいかと言われればそんなことはありません。軽い餃子として十分食べられますし、個数も進む感じです。
特にヴィーガン、ベジタリアンの方には、餃子に関しては普通に手に入る選択肢が他にないだろうということもあり、お勧めです。安いですしね。OKストアのような激安のスーパーでなくても、そこそこ手を出しやすいお値段で手に入ると思います。
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