パリオリンピック2024は、2024年7月26日の開催が迫ってきました。
オリンピック種目には、個人競技とチーム競技があるわけですが、今回は、基本的には個人競技ではあるものの、団体戦がある競技について出場が決まっているもの、そうでないものはいつ出場できるのかが決まるのかを紹介しましょう。
今後のオリンピック予選にあたるものの開催予定も紹介していきます。
この記事は順次更新されます。
今回のパリオリンピックの競技種目については、パリオリンピック2024競技は32競技?知らない競技も!をご覧ください。
また、チーム競技が出場できるかについては、パリオリンピック2024の日本代表は?出場決定競技、未定競技!(チーム競技編)をご覧ください。
オリンピックの日本語公式HPでももちろん解説されています。
団体戦がある競技ごとの出場決定やオリンピック予選会の状況
団体戦がある競技は、数え方にもよると思いますが、今回は以下の11競技を取り上げました。
卓球
卓球競技は、日本の実力であればオリンピックに出場できるだろうと思われていますが、2月16日から韓国で開幕する団体戦の世界選手権で準々決勝に進出しなければ団体戦への出場はできません。
多分大丈夫でしょうけど。
2024年2月5日に男女とも団体戦の最後の1枠であるオリンピック出場内定選手が発表されました。
男子団体戦出場選手
- 張本智和
- 戸上隼輔
- 篠塚大登
女子団体戦出場選手
- 早田ひな
- 平野美宇
- 張本美和
女子は、2020東京オリンピックで金、銀、銅のメダルを手にした伊藤美誠が出場できないという事態になっています。それだけ、レベルの高い選手がいるということなんですね。
2024年2月21日 世界選手権で女子(対クロアチア)、男子(対オーストリア)とも決勝トーナメント初戦に3-0で勝ってパリオリンピック出場権を獲得しました。
まあ、行けるだろうと思っていましたが、やっぱり良かったですね。世界卓球も優勝狙って頑張ってほしいです。
ダブルスなどは団体戦に含んでいません。
アーチェリー
アーチェリーは、男子女子それぞれ3名の団体戦の他、混合団体(男女1名ずつ)という競技があります。
男子は、既にオリンピック出場を決めていて、以下の3選手が代表内定選手です。
- 古川高晴
- 斉藤史弥
- 中西絢哉
女子は、これからの出場決定プロセスで出場できるかどうかが決まります。ただし、代表内定選手はすでに選出されています。
- 山内梓
- 杉本智美
- 野田紗月
男子は団体戦の出場は決まっていましたが、女子は、トルコで行われたパリ五輪最終予選で上位に入れず、団体戦の出場はかないませんでした。
アーティスティックスイミング
アーティスティックスイミングのオリンピック出場権は、中東のカタールで行われている世界水泳選手権において、アクロバティックルーティンとテクニカルルーティン、それにフリールーティンの3種目の決勝の合計得点が、すでに出場権を獲得している国や地域を除く上位5チームに入れば獲得できます。
日本は、アクロバティックルーティンが7位と出遅れましたが、テクニカルルーティンでは3位に入りました。フリールーティンでは2位となり合計点では全体の4位でした。
この結果、アーティスティックスイミングの団体出場権が決定しました。
めでたい!オリンピックでも頑張っていただきたい!
新体操
新体操のオリンピック出場権は、世界選手権、大陸別予選会などいくつかのプロセスで決まります。日本の団体チーム(フェアリージャパン)は、2023年の世界選手権では代表枠入りを逃しました。
今後は。2024年5月にタシケントで行われるパリ五輪大陸別予選を兼ねるアジア選手権で出場を目指すことになります。
パリオリンピックの出場権をかけた5月の新体操のアジア選手権で2位となり残念ながら、オリンピックの出場はかないませんでした。
柔道
柔道の団体競技は、男女混合団体という種目があります。男子3女子3で戦い、得点で勝敗が決まります。
階級は、男子は73キロ以下、90キロ以下、90キロ超、女子は57キロ以下、70キロ以下、70キロ超となっています。柔道の日本選手は既に内定されていますので、その中から出場者が決まることになります。
競泳&陸上競技
競泳と陸上競技は団体戦としては、リレーしか存在しません。
陸上競技は、
- 4x100mリレー(女子/男子)
- 4x400mリレー(女子/男子/混合)
- 42.195km競歩団体(混合)男女1名ずつ
競泳は
- 4x100mリレー(女子/男子)
- 4×200mリレー(女子/男子)
- 4×100mメドレーリレー(女子/男子/混合)
となっています。
両競技とも出場者選考プロセスにあるため各競技に出場できるかどうか、また誰が出場するのかはこれから決まります。
フェンシング
フェンシングは、男女とも既にフルーレ団体でオリンピック出場が内定しています。今年1月にパリで行われたワールドカップで、男子は2位の銀メダル、女子も4位になったからです。
ボート
ボートについては、団体競技をどう考えればいいのか(2名より人数が多ければいいのか?)という点はあります。
しかし、今内定している選手やチーム以外は2024年5月にスイスのルツェルンで行われるオリンピック最終予選によって割り当てが決まることになります。
2名以上で参加するボート(ローイング)の代表は以下の通りとなりました。
男子軽量級ダブルスカル:古田直輝、宮浦真之
女子軽量級ダブルスカル:大石綾美、廣内映美
しかしこれは団体戦ではなく個々の艇による競技です。他にもセーリングは複数人乗る競技がありますが、個々の艇による競技ですので省略します。
体操
体操は、昨年の世界選手権の結果で男女とも団体枠の出場が決定しています。
馬術
馬術団体は、既にパリオリンピックの出場が決定しています。
2023年6月にアイルランドで行われたパリ五輪地域予選競技会では、5カ国中2位以上でなければなりませんでしたが、日本は3位でした。
しかしながら、中国チームで選手が騎乗した馬から治療用規制物質が検出され減点されました。この結果日本が2位になり、パリオリンピックの出場権を獲得しています。
まとめ
今回は、7月26日から始まるパリオリンピック2024の団体競技の出場決定状況を調べてみました。まだまだ、これから出場できるかどうかが決まる競技も多いです。
情報は、順次更新予定です。
日本代表が出場できるように応援しましょう。
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