第99回日本選手権水泳競技大会で、16歳の成田実生選手が東京オリンピック(2021)金メダリストの大橋悠依選手に200m個人メドレーで勝利し優勝して世界選手権への切符を手にしました。
2023年4月9日(日)追加
400m個人メドレーでも優勝、世界選手権への切符も手に入れました。おめでとう!
水泳界の新たな期待の星と言えます。
そこで今回は、成田実生選手の経歴とプロフィールを調べてみました。
成田実生選手の経歴は?
成田実生選手は、中学3年生であった2021年より頭角を現してきています。
2021年4月にあった第97回 日本選手権水泳競技大会兼第32回東京オリンピック競技大会代表選手選考会では、200m個人メドレー、400m個人メドレーとも4位に入賞しました。
その4か月後の2021年8月に行われた、全国中学校水泳競技大会2021では、200m個人メドレーで優勝し大会新記録を樹立しています。
その後、2021年10月、世界短水路選手権日本代表に選ばれましたが、この大会への選手派遣はコロナ過の影響により中止になってしまいました。
そして、2022年8月下旬から9月にかけて、Pan Pacific Junior ChampionshipsとWorld Junior Swimming Championshipsに出場しました。
Pan Pacific Junior Championshipsでは、200m個人メドレー、400m個人メドレーで優勝し、200m背泳ぎでも2位になっています。
World Junior Swimming Championshipsでは、200m個人メドレー、400m個人メドレーで優勝し200mでは大会新記録を打ち立てています。
またこの大会では、女子の400mメドレーリレーにも出場し優勝チームの一員でした。
成田実生選手のプロフィールは?
成田実生(なりたみお)選手は、2006年12月18日生まれで現在16歳の高校2年生です。
東京都葛飾区出身で、葛飾区立常盤中学校を卒業後、現在は豊島区にある淑徳巣鴨高等学校に在学中です。
淑徳巣鴨高等学校に進学したのは、水泳部が全国でも強豪であることも事実ですが、あこがれの選手である池井里佳子選手の母校であることからとしています。
身長は現在160cmとされていますが、まだ伸びる可能性は十分ありますよね。
所属は金町SCとなっています。個人メドレーの選手ではありますが、背泳ぎが得意とされています。
成田実生選手から目が離せない
そして、今回の日本選手権で成田実生選手は、大橋悠依選手に最後の自由形で逆転して優勝し、今年7月に福岡で行われる世界選手権への切符を手にしました。
まだ16歳ですし、これからも伸びしろが大いにあると思います。これからの成田実生選手の活躍に期待ですし、目が離せませんね。
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