神奈川県は、箱根以外にも紅葉スポットが沢山あります。
今回は、箱根以外のライトアップが行われる神奈川の紅葉の名所を紹介します。また、公共交通機関によるアクセス方法もお知らせします。
車は、渋滞が予想され駐車場探しも大変なことから、紅葉シーズンは公共交通機関によるアクセスをお勧めします。
箱根以外の神奈川の紅葉シーズンは、11月下旬から12月上旬になるところが大部分です(箱根は、標高の高いところは11月上旬からです)。
大山寺・大山阿夫利神社下社
大山阿夫利神社下社は、標高が多少高いため11月中旬から下旬に紅葉の見頃になります。これに合わせて、例年ライトアップが行われます。
今年のライトアップの期間はまだ発表されていませんが、昨年からの類推では、2024年11月16日から11月24日まで、平日は日没から19:00、土日祝は20:00までとなりそうです。
ちなみに昨年はこんな感じ。きれいですね。
大山阿夫利神社下社へのアクセス方法
大山阿夫利神社下社への公共交通機関によるアクセス方法は、多少大変です。
- 小田急線を使って、小田急伊勢原駅で下車
- 伊勢原駅北口からバス停4番 神奈川中央交通の伊10 大山ケーブル行で終点大山ケーブルバス停で下車(約25分)、ここから徒歩15分で大山ケーブル(山麓駅)
- 大山ケーブル(山麓駅)→(山頂駅)大山阿夫利神社 ケーブルカーの乗車時間は6分です。
- 徒歩で大山阿夫利神社下社へ
ライトアップの時期は、ケーブルカーの運行時間も夜まで延長されますので、確認して向かいましょう。
三渓園(横浜市中区)
三渓園は横浜市の中心に近い中区にあります。実業家・原三溪によって造られた日本庭園で国指定の名勝です。
四季折々の草花が見られ、春は桜の名所でもあります。
三渓園では例年紅葉の見頃である11月下旬から12月上旬に金・土・日・祝日限定で紅葉ライトアップが行われます。
今年のライトアップ期間はまだ発表されていませんが、昨年の例に倣えば、11月22日(金)~12月8日(日)の金・土・日・祝日に行われると予想されます。
時間は日没~19:30(最終入園19:00)
昨年はこんな感じ、色合いが多少微妙だったようです。
三渓園へのアクセス方法
三渓園への公共交通機関によるアクセス方法は、横浜の中心地にある割には多少面倒です。
と言うのもどの電車の駅からもかなり離れているからです(2km程度)。
JRの横浜駅(東口バス乗り場)、桜木町駅、根岸駅からバスを利用するのが良いでしょう。
三渓園は、広いためバス停も2か所存在します。三渓園入口(正面入口まで徒歩5分)と三渓園南門入口(南門入口まで徒歩7分)です。また、本牧のバス停からも徒歩10分で三渓園正面入口まで行くことができます。
また、土日祝日には、横浜駅東口2番乗り場から、ぶらり三渓園BUSが出ています。これは、三渓園の正面入口そばの駐車場まで行くので便利です。
いずれも、横浜市交通局の経路・時刻表のページで確認しましょう。
長谷寺 鎌倉市
長谷寺は、鎌倉で最も有名なお寺の一つでしょう。そして、四季折々の花でも有名です。
紅葉の時期は、夜間特別拝観としてライトアップがあるお寺になっています。
日程などを見ていきましょう。
日程:2024年 11月23日(土・祝)~12月8日(日)
夜間特別拝観時間:日没~閉門19時00分(閉山19時30分)
拝観料:大人400円 小学生200円
色々な表情を楽しめきれいです。
長谷寺へのアクセス方法
長谷寺へのアクセス方法はいくつか方法がありますが以下の通りです。
東京方面から
JR線を使う場合
1. JR横須賀線で鎌倉駅下車
2. 江ノ電に乗り換え、「長谷駅」下車、徒歩5分
小田急線を使う場合
1. 小田急江ノ島線で藤沢駅下車
2. 江ノ電「長谷駅」下車、徒歩5分
小田原方面から
1. JR東海道線で藤沢駅下車
2. 江ノ電「長谷駅」下車、徒歩5分
鎌倉からバスを使う手もありますが、時間の読める電車の方が便利です。特に週末は鎌倉は混雑しますので、車やバスより電車が便利です。
生田緑地 川崎市
生田緑地は、川崎市多摩区にある緑豊かな自然環境を有する都市計画緑地です。
ここでの紅葉のライトアップは、古民家と紅葉のライトアップであり、11月の最終週頃に土日の2日間だけ実施されてきているようです。
今年の日程はまだ発表されていません。HPなどで情報を確認してから出かけるようにしましょう。
生田緑地へのアクセス方法
生田緑地へのアクセス方法は、主にバスを使うか使わないかで決まります。
電車と徒歩で行く場合
- 小田急線「向ヶ丘遊園駅」下車 南口から徒歩約13分
- 小田急線/JR南武線「登戸駅」下車 生田緑地口から徒歩約25分
電車とバスで行く場合
行く方法は多数ありますが、小田急線「向ヶ丘遊園駅」の「専修大学前」行きの本数が多いようです。中には1日に数本しかないものもあるので注意しましょう。
- 小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口より、市バス【溝19】おし沼経由「溝口駅南口」行き、市バス・東急バス【た83】「たまプラーザ駅」行き「生田緑地入口」下車 徒歩約3分で東口へ。
- 小田急線「向ヶ丘遊園駅」北口より、小田急バス「専修大学前」行き、終点下車 徒歩約5分で西口へ。
- 小田急線/JR南武線「登戸駅」生田緑地口バスターミナルより、市バス(藤子・F・不二雄ミュージアム経由)「生田緑地」行き、終点下車で東口へ。(平日は2本、土日祝は午前10時台~午後4時台に2時間に1本の運行、藤子・F・不二雄ミュージアム休館日は運休)
- JR南武線/東急田園都市線「武蔵溝ノ口駅」南口より、市バス【溝19】生田緑地入口経由「向丘遊園南口」行き、「生田緑地入口」下車徒歩約3分で東口へ。
- 東急田園都市線「梶が谷駅」より、東急バス「向ヶ丘遊園駅南口」行き、「飯室」下車 徒歩約10分で東口へ。
その他にもライトアップする場所はある
神奈川県には、その他にも鎌倉の覚園寺など紅葉の時期にライトアップする場所はありますので、探して行って見るのも面白いと思います。
紅葉の時期のライトアップは、夜に行われることもあり、もうだいぶ寒くなっているはずです。しっかりとした服装で出かけましょう。
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