暑さ対策グッズとしてよく利用されるハンディファン。可能な限り長時間使えたらいいですよね。
そこで今回は、手持ちや首掛け式で長時間連続して使用可能なハンディファンのおすすめを調べてみました。
また、暑い中で実際に使用する頻度の高い強風、中風などではどのくらいの時間使用可能なのかもチェックしました。
本文ではなぜおすすめしているのかを詳しく紹介しています。
リズム Silky Wind Mobile 3.1
今回、調べた中で最もおすすめなハンディファンは、リズム Silky Wind Mobile 3.1となります。
理由は以下の通りです。
この中で特に、リズム独自の2重反転ファンにより、弱風でも実用的な風力が得られることは、他のハンディファンではできないことです。
他機種は、弱風だとほとんど風が来ているのかわからないレベルのものもありますが、この機種はそんなことはありません。そういう意味では、実用レベルで10時間稼働できるということです。
また、代表的ECサイト(楽天、Amazon、ヤフー)においても他機種に比べて高評価を得ています。
特にAmazonでは過去1か月で2000点以上の注文があったということです。
一方、リズム Silky Wind Mobile 3.1には良くない部分も存在します。それは以下の通りです。
この中で、特にUSB Power Deliveryが未対応なのは、結構不便です。急速充電ができないからです。
このためこの機種は、フル充電に6時間かかります。使う際には、前もって充電しておかなければなりません。バッテリー切れにになっても充電に非常に時間がかかります。
モバイルバッテリー側が、USB Power Deliveryが対応していてもこの機種が対応していないので、充電が早くはなりません。
また、カラーバリエーションは、ライトグレー、ダークグレー、ミズイロの3色しかありません。
ポップな色を求める方には、結構がっかり感があるかもしれません。
また、リズム Silky Wind Mobile 3.1の仕様は以下の通りです。
- 電源:USB(TYPE-C)充電、リチウムイオン充電池2000mAh
- サイズ・重さ:21.4×8.5×4cm・約150g
- 使い方:3way(ハンディ・ハンズフリー・デスク)、持ち運びに便利なカラビナ付き
- 風量:4段階調節(弱・中・強・ターボ)
- 稼働時間:弱:約10h、中:約5h、強:約2h、ターボ:約0.5h、(満充電時)
- 主な機能:長寿命のDCブラシレスモーター、USB充電(約6時間で満充電)、【USB Power Delivery:未対応】、誤動作防止機能、風向き角度調整(前後方向:無段階0~110度)、充電切れ予告機能
- 寿命充電回数:約300回
- 本体素材:プラスチック
- 付属品:
- ネックストラップ(ネックストラップの長さ調節可能)
- USBケーブル(TYPE-C-A, 約30cm)
仕様表示は、必要な項目はほとんど網羅されています。ただ、本体素材はプラスチックとしか記載がなく、他の機種のように材質は判りません。
F6 ハンディファン(MELUST)
次におすすめなハンディファンは、F6 ハンディファン(MELUST)です。
この商品は、OEM、ODM製造によって作られている商品であり、販売者は複数社ある製品です。
ちなみにMELUSTはAmazonで記載されているメーカーです。他のブランド名でも販売されています。
この商品の優れた点は以下の通りです。
この商品の特に優れた点は、5500mAhの大容量バッテリーを持っているところでしょう。このおかげで、最大稼働時間20時間を達成しています。別の販売者では25時間表記のところもありました。
風量を強くしても長時間稼働が可能です。
また、大容量バッテリーを持つことによりいざというときに、モバイルバッテリーとして活躍できるのもよい点でしょう。
この商品もAmazonでは過去1か月で2000点以上の注文があったということです。
F6 ハンディファンにもよくない点があります。
まずこの商品には、カラーバリエーションがなく白の一色のみです。色が選べないのはいろいろと残念です。
もう一点は、OEM・ODM製品なので実際に作っているメーカーが表に出てこず、販売会社が窓口になることです。
販売店が正しく対応しても実際の製造者との間にワンクッション入ることは否めません。サポートの面で完全化という不安は残ります。
F6 ハンディファンの仕様は以下の通りです。
- 電源:USB(TYPE-C)充電、大容量バッテリー5500mAh
- サイズ・重さ:16.2×8.0×2.5cm・160g
- 使い方:5way(ハンディ・首掛け・デスク・スマホスタンド・モバイルバッテリー)
- 風量:4段階調節(弱・自然な風・中・強)
- 使用時間:10h-25h(風量別による稼働時間表示なし)
- 主な機能:7枚羽根、USB充電(約3時間で満充電)、誤動作防止機能、風向き角度調整180度(折りたたむことが可能)、LEDによる残量表示
- 寿命充電回数:記載なし
- 本体素材:ABS
- 付属品:
- ネックストラップ
- USBケーブル
- 取扱説明書
不安な点は、風量別の使用時間と電池の寿命充電回数に記載がないことです。
シシベラ 5wayハンディファン
次に紹介する長時間稼働のハンディファンは、シシベラ 5wayハンディファンです。
シシベラは、マスクや日傘など暑さ対策品も売っているブランドです。シシベラは、楽天にもAmazonにもシシベラスポーツという公式ストアを持っています。
こちらの商品は、羽根の少し大きいA Typeとでっぱり部分のないB Typeがありますが、今回は、稼働時間の長いA Typeで評価します。
シシベラ 5wayハンディファンの優れた点は以下の通りです。
F6 ハンディファンには及びませんが3000mAhの大容量バッテリーを積んで最弱風であれば、Type Aは、16時間稼働できます。
ただ、Type Bの最大稼働時間は6時間なので長時間稼働を目的にする場合はType Aを買うことが必須です。
また、1台5wayと書いてあるのですが、内容はF6 ハンディファンと微妙に異なります。
実際には、この機種も緊急にはスマホにチャージすることは可能なため、コンパクトな卓上扇風機、卓上扇風機を分けるなら、F6 ハンディファンもシシベラ 5wayハンディファンも6wayになります。
また、今回紹介するハンディファンの中では最も軽いこともメリットになります。首にかけるにしても手に持つにしても軽いに越したことはありません。
そして、今まで紹介してきた機種よりカラーバリエーションが豊富です。A Typeは、12色のカラーバリエーションがあり、自分のお気に入りがきっと見つかるでしょう。
一方でこの機種にもよくない点があります。
こちらの商品は、Type A,Bの両方に対する口コミが大量に載っているのですが、結構品質的な問題の指摘があります。
箱がつぶれていたり、開けられた跡がある、またケーブルなどの接触不良も指摘されています。初期不良は完全には避けられないものですが、今まで紹介してきた2機種に比べて少し多く感じます。
もう一点指摘されているのが風力が弱めということです。強風にしてもそれなりという感想も寄せられていましたので、他機種と同等の風力を得るためには一段階強くしないといけないかもしれません。
シシベラ 5wayハンディファン (A Type)の仕様は以下の通りです。
- 電源:USB(TYPE-C)充電、リチウムイオン充電池3000mAh
- サイズ・重さ:16.9×8.2×2.3cm・132g
- 使い方:5way(ハンディ・ネックファン・スマホスタンド・コンパクトな卓上扇風機・卓上扇風機)
- 風量:4段階調節(弱・中・強・最大)
- 稼働時間:最大16時間 (風量別による稼働時間表示なし)
- 主な機能:7枚羽根、USB充電(約4.5時間で満充電)、風向き角度調整180度(折りたたむことが可能)、LEDによる残量表示
- 寿命充電回数:記載なし
- 本体素材:ABS
- 付属品:
- ネックストラップ
- 充電ケーブル(USBケーブル(TYPE-C-A))
- 説明書1
不安な点は、風量別の使用時間と電池の寿命充電回数に記載がないことです。それと誤動作防止機能の記載もありません。
その他の機種
実は、今回紹介から落とした非常に人気のある機種として、Francfranc FRAIS ハンディファンがあります。
理由は、最長稼働時間が9時間しか持たなかったからです。また、180gと多少重いのも気になります。
ですが、この機種はカラーバリエーションが非常に多く、若い子が好きなオーロラ系の色が数多くそろっています。また、デザインも優れていると思いますし、充電台も付属していて手間いらずです。
Amazonでは、最も売れているハンディファンと言ってよいでしょう。
ハンディファン使用上の注意
ハンディファンは、超小型の扇風機と言えるものなので、充電にさえ気を付ければ気軽に長時間使用できる暑さ対策グッズです。
しかし、一点だけ特に注意しなければならないことがあります。それは、気温35度以上で使用したら逆効果だということです。
ほぼ体温以上の風は熱風となってむしろ熱中症のリスクを上昇させてしまいます。
また、女性で髪の長い方は、ファンの隙間から髪が入ってしまうと巻き付いてしまいますので、こちらも注意です。使うときは、UVケアをして髪をアップにしておきましょう。
長時間使用可能なハンディファン、まとめ
今回は、暑さ対策として活躍する長時間使用可能なハンディファンのおすすめを紹介しました。
数値上の使用時間だけでなく、風力の強さやカラーバリエーション、販売形態と品質要素などについても調べましたので、参考にしてください。
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