2024年も暑い日が続きます。
気温が35度以上を超えるとハンディファンも熱風を浴びることになってしまい、体調を逆に悪化させる要因にもなってしまいます。
そんな時に活躍するのが、冷却プレートが備わっているハンディファンです。
冷却プレート付きは、涼しい風に当たることができる!と人気があるようですが、以下のような疑問はありませんか?
- どの程度効果があるの?
- どのくらいの時間使えるの?
- どんな機能が付いているの?
- 結局どれがお勧めなの?
ハンディファン冷却プレート付の効果はあるの
冷却プレート付ハンディファンの商品広告を見るといかにも涼しげですが、実際どの程度の効果があるのでしょうか?
気になりますよね。そこで実際に商品を買って使っている方の口コミを見てみました。
ハンディファン冷却プレート付の悪い口コミ
悪い口コミの大きな傾向として、風量が弱くて涼しくならず、最強にすると音がうるさくなってしまうというものと、すぐに壊れてしまうという2種類に分けることができました。
メーカーによって弱いところが違うようなのでその点をチェックして購入するのが良いと思います。安いものは、カラビナや羽根、電源ボタンなどメカニカルな部分に脆弱性が出るようです。
その他に、ケーブルの不良や、各種接触不良も多くなりがちです。
ハンディファン冷却プレート付の良い口コミ
良い口コミで圧倒的に多いのは、冷却プレートがすぐに冷えて接触冷却で使えるのが良いという点でした。
それと冷却プレートが作動している時は、多少涼しい風が来るようです。
静音性や使いやすさは機種によると考えます。
冷却プレートの原理
冷却プレートの原理は、その発見者の名前からペルティエ素子と言われています。
2種類の金属の接合部に電流を流すと、片方の金属からもう片方へ熱が移動するというペルティエ効果を利用した板状の半導体素子が使われます。
ですので、冷却面と反対側の面は発熱することになり、その熱を放熱板などを使って外気に逃がす必要があります。
ハンディファン冷却プレート付はどのくらいの時間使えるの?
ハンディファン冷却プレート付は、普通のハンディファンがモーターで羽根を回して風を送るだけなのに対して、ペルティエ素子にも電力が使われるので、動作時間が短くなりがちです。
一般的な製品では、弱風量では10時間以上使えるものもありますが、冷却プレートも使用すると記載のある機種では長くても3時間以下しか持ちません。通常は、2時間も持てばいい方でしょう。
問題は、冷却プレートをオンにしたときの使用時間が掲載されていない機種が多いことです。
このような機種は、冷却プレートは、接触冷却のような短時間冷却しか考えていない可能性があります。よく、説明を見て機種を検討しましょう。
肌に直接プレートを当てて冷やせる接触冷感以外にはどんな機能があるの?
ハンディファン冷却プレート付は、冷却プレートは機能をオンにすれば数秒で冷たくなると思います。
暑さを感じた時、すぐに冷却できるのは非常に有効だと思います。
送られてくる風が冷風になるという効果は、空気が冷えるほどの時間、羽根やペルチェ素子の部分に留まっているわけではないので、少し温度が下がっているかなという程度の効果だと思います。
これらの二つ以外の機能としては、メーカーによって、
- ネックストラップ付
- カラビナ付き
- 髪の巻き込み防止
- 卓上ファンとして使用可能
- LEDによる電池残量表示
- 軽量である
- 静音性
などの機能をアピールして言います。どうしても必要な機能のある方は、それを目安に機種を選ぶのもよいと思います。
結局どれがお勧めなの?
ハンディファン冷却プレート付は、楽天、Amazonの他、ECサイトを見ると沢山の機種を売っています。
では、お勧めの商品はどれなのでしょうか?以下のような要素でチェックしてお勧め製品を4点紹介します。
- いわゆる5段階評価の1と2の割合が低い(ただし、評価数100件以上であること)
- ブランド名がはっきりしている
- 冷却プレートを使用した際の使用時間が表示されている
- 数値的、科学的根拠に基づいたデータがしっかりしている(-○○度というような表現は、外気温に左右されるため意味がない、冷却プレートはかなり冷たくなるので接触させれば必ず冷たく感じる)
- 電気製品としての安全性基準をクリアしていることを明示している
HAGOOGI OT-F17
この機種は、5000mAhの大容量電池が積まれており、日本の安全性の認証であるPSE認証を取得しています。
重さは、少し重めで177gあります。
冷却プレートをオンにした場合の使用時間も説明されています。
ネックストラップとカラビナも付属してるのでどのような用途での使用においても便利です。
UR.STYLE URFAN13AB
この機種は、楽天でAllplusやZNewMarkの製品として売られています。作っているのは中国のOEM先である、UR.STYLEという会社でしょう。
本体175gとそこそこの重量がありますが5000mAh(4500mAhの記載もあり)と大容量の電池が搭載されているため長い時間動作します。ただし、冷却プレート使用可能時間の記載はありません。
ネックストラップとカラビナ付きで3000円以下というリーズナブルな値段です。
そしてこの商品は、日本の安全性の認証であるPSE認証を取得しています。
JOTIMEI xfs-01
この機種は、電池容量が2000mAhと上の二つに比べると少ないのですが、冷却プレート併用時の使用できる時間がきちんと書いてあります。
その代わり、重さは136gと非常に軽くなっています。ただし、日本のPSE認証を取得しるのかどうか不明です。
まとめ
ハンディファン冷却プレート付は、暑すぎる夏に有用なグッズです。
今回はその効果がどの程度なのか口コミを調べ、独自評価で最強でおすすめなものを選出してみました。
自分の用途に合わせて選択しましょう。
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