山形のお取り寄せしてでも食べたいもの(2) 芋煮

ままちゃんは、山形の出身です。また、短い間とはいえ秋田市にも仙台市にも住んでいたことがあります。

山形を中心にお取り寄せしてでも食べたいものを紹介していこうと思います。

第2回目の今回は、芋煮です。山形のソウルフードとしては超有名ですね。ですが、これは場所(産地)を間違えるとえらいことになるやつ。

また、芋煮会と称して、外で食べる時期は秋と決まっています。

広告

山形の芋煮は、地方によって味が違う

山形の芋煮は、日本一の芋煮会フェスティバルが秋になるとニュースに取り上げられるのでご存じの方も多いと思います。

農林水産省のうちの郷土料理の山形県のページにももちろん掲載されています。

ところが、同じ山形県の中でも芋煮の味や具材は、地方によって異なります。

ままちゃんがいた山形市周辺では、肉は牛肉で味は醤油、具材もそれほど多くは無くシンプルなものです。

ところが、庄内地方(酒田や鶴岡のある日本海側の地域)では、肉は豚肉、味付けは味噌ベースになっています。

また山形県ではないですが、仙台における芋煮も庄内と同じく肉は豚肉、味付けは味噌ベースです。

仙台のある宮城県だけではなく、秋田や福島、新潟の一部などでも芋煮は食べられます。

豚肉、味噌ベースの芋煮はいろいろな具材を入れることが多いように思います。

このため、自分たちの芋煮が正当なものだといういわゆる芋煮戦争という不毛な戦いが生じます。

結局どのように作ってもおいしい鍋料理はできますし、秋の晴れ渡った日に仲間と外で食べる芋煮は最高なわけです。

ですが、今回は山形の芋煮として全国的に最も知られており、ままちゃんの体にも染みついている牛肉醤油ベースの芋煮のお話です。

山形の芋煮は滅茶苦茶シンプル

山形県の内陸部で芋煮と言えば、牛肉醤油ベースのものを指します。しかしながら、同じ醤油ベースの物であっても、内陸のどの地方かによって具材が微妙に変化します。

その中でも山形市周辺の芋煮は本当にシンプルなものです。

市内でも芋煮を出すお店(レストラン)は沢山あるのですが、ままちゃんがいつも食べてみて思うのは、「これ普通の芋煮じゃない」です。

異論があるのはわかっていますが、ままちゃんの中での芋煮は以下のようなものです。

入る材料は最低で四つ、かつあまり他の具は足されない。その四つの材料は、牛肉、里芋、ネギ、こんにゃくです。そのほかの材料は、足されたとしても後はキノコくらいです。

味付けは、醤油、酒、砂糖のみ。もちろん、鍋ですのでお湯を沸かして具材を入れて煮ます。

たった、これだけです。お店のものは、だしを使っていたり、他の調味料や具材も入っていることのほうが多いです。

ですので、シンプルなものを芋煮として育ってきたままちゃんには違和感があるのです。

上にも書いたように、どう作ろうと勝手だし、旨いものができるに決まっているので何の問題もないです。

ただ、牛肉醤油ベースの芋煮に牛肉、里芋、ネギ、こんにゃくのどれかが欠けてもそれは芋煮とは呼ばない気がします。

山形風しょうゆ味芋煮セット(4人前) クール便 宅配Box不可 ラッピング不可 送料無料 オンライン芋煮会 オンライン飲み会 オンライン帰省

ネット注文の際は、山形の芋煮の基準を満たしているか見ておきましょう

今やネットショップでも芋煮は大量に売られています。

でも、上に書いた芋煮に絶対に必要な具材が入っていないものがあったら、買い足して入れなければ、芋煮になりませんので注意が必要です。

また、最近は庄内地方の豚肉味噌ベースの芋煮も売られていると思うので、違った味を楽しみたい方はそちらもどうぞ。

(55)[2袋] 山形名物 山形の芋煮 庄内版(豚肉 みそ味)×2袋(1袋あたり1〜2人前)送料込

コメント

タイトルとURLをコピーしました