もうすでに、カフェ(コーヒーチェーン店)の毎年恒例の福袋が発表されています。
各カフェいろいろ工夫を凝らしていますが、実際、コーヒーとしてのコスパはどうなのよということで調べてみました。
もちろん、銘柄を決めていたり、毎年のおまけを集めている方もいらっしゃるでしょうが、私のようにそこそこのコーヒーが飲めればいいやという方も多いと思います。
ということで、純粋にコーヒーの量でコスパを調べてみました。
とはいえ、ルールは必要です。
・基本は、コーヒー1g当たりの単価で比較する
・コーヒーチケットの場合は、1杯当たり10gで換算する
・いわゆるおまけは完全に無視する(価値を見出す方は、販売価格から引くなりの工夫をしてください)
スターバックス
スターバックスの福袋は、今年もオンラインストアの抽選販売です。値段は¥7,800(税込、送料無料)
期間は11月7日(月)10:00~11月18日(金)23:59なので、申し込む方はお早めに。
実際の今年の福袋の中身はわからないわけですが、昨年の中身を参考にさせていただくと、コーヒー豆自体250g、コーヒー豆引換券によるもの250g、ドリンクチケット6枚(コーヒーでは10g換算で60g)
従って、コーヒー1g当たりのお値段は、7800/(250+250+60)=13.9円
もちろん、スターバックスの場合は、コーヒー以外の中身が充実していますし、むしろそちらがメインだという考えの方も多いと思います。それに、競争率も高そうです。
ブランド戦略的には成功していると思いますが、今回の記事はあくまでコーヒー量です。
我が家では、スターバックスのコーヒーってそれほどうまいか?ということになっています。ラテやフレーバーなどいろいろな工夫で美味しいのはわかりますが、コーヒーそのものって、、、。
タリーズコーヒー
タリーズコーヒーの福袋は、ハッピーバック2023として、11/9からオンラインで予約票をダウンロードできるようになり、必要事項を記入してお店で申し込む形になっています。
引き渡しは、12月19日から25日までなので注意しましょう。
あと、とても高いですがオンライン専用のものもあります。ただし、これはコーヒーグラインダーやケトルまでついている商品なので今回の比較には入れません。
タリーズコーヒーの福袋には、4000円、6600円、10000円(いずれも税込み)の3つがあり、それぞれ、おまけがついていたり、抽選でぬいぐるみが当たるような特典も書かれています。詳しくは、HPでご覧ください。
そして必ず、トートバックは付いてきます。
4000円のコーヒー内容は、ブラジル ファゼンダ バウ RB&YB 140g、シングルサーブ オリジナルブレンド4袋 ×1、ドリンクチケット ×5枚となっています。
従って、コーヒー1g当たりのお値段は、4000/(140+40+50)=17.4円
6600円のコーヒー内容は、ブラジル ファゼンダ バウ RB&YB 140g、コロンビア トリマ 140g、シングルサーブ オリジナルブレンド4袋 ×1、ドリンクチケット ×8枚となっています。
従って、コーヒー1g当たりのお値段は、6600/(140+140+40+80)=16.5円
6600円のバッグには、このほかにコーヒーステンレスサーバー ×1が付いてくるので、4000円の物よりは圧倒的にお得です。
10000円のコーヒー内容は、ブラジル ファゼンダ バウ RB&YB 140g、グァテマラ グランレイナ ナチュラル 140g(豆)、インドネシア ジャワ 140g(豆)、エチオピア カッファ セレモニー 140g(豆)、ドリンクチケット ×15枚
このほかに、飲料としてはロイヤルミルクティー ティーバッグ5P ×1が入っていますが、今回はコーヒーということで無視しています。
従って、コーヒー1g当たりのお値段は、10000/(140×4+150)=14.1円
さすがに、値段が上がればコーとしての単価は安くなっていきます。10000円のバッグでは、トートバックが特別なのと、コーヒーなどの保管用のキャニスターが付いてくるのですが、6600円のものについてくるステンレスサーバーが欲しい人もいるでしょう。
ドトール
ドトールの福袋は、初荷2023として、京都発のブランドSOU・SOUとのコラボを売りにして展開しています。
こちらもタリーズコーヒーと同様、予約票をダウンロードし必要事項を記入しお店で申し込む形です。
申込期日は、11月10日(木)〜12月25日(日)
受取期日は、2022年12月26日(月)〜2023年1月9日(月・祝)
となっています。
SOU・SOUとのコラボでは、SOU・SOUあづま袋&プレートやSOU・SOUカップ&ソーサーが付いた初荷があるのですが、今回はあくまでコーヒーを対象にしていますので、コーヒー豆セットに付いて見ていきたいと思います。
コーヒー豆の初荷には、2000円、3600円、6400円のもの2種(いずれも税込み)があります。
2000円の内容は、マイルドブレンド、ドミニカンブレンド(各200g)+コーヒーチケット×5枚となっています。
従って、コーヒー1g当たりのお値段は、2000/(200+200+50)=4.4円
3600円の内容は、マイルドブレンド、ドミニカンブレンド、ロイヤルクリスタルブレンド、ゴールデンモカブレンド(各200g)+コーヒーチケット×5枚
従って、コーヒー1g当たりのお値段は、3600/(200*4+50)=4.2円
6400円の一つ目は、マイルドブレンド、ドミニカンブレンド、ハワイコナブレンド、ブルーマウンテンブレンド(各200g)+コーヒーチケット×5枚
従って、コーヒー1g当たりのお値段は、6400/(200*4+50)=7.5円
高級コーヒーをどう見るかですね。それでも他のところに比べて圧倒的に安いです。
6400円の二つ目は、SOU・SOUとのコラボ品で、マイルドブレンド、ドミニカンブレンド、
ハワイコナブレンド(各200g)+コーヒーチケット×5枚
となっており、これにSOU・SOUカップ&ソーサーが付きます。
コーヒー1g当たりのお値段は、6400/(200*3+50)=9.8円
カルディコーヒーファーム
カルディコーヒーファームは、2023年の福袋の特設ページを開設しています。
カルディーの福袋と言えば、食品福袋が圧倒的人気で有名ですが、コーヒーの福袋も当然売っています。何せ名前が、カルディコーヒーファームです。
食品福袋は、今年も抽選で、カルディの公式アプリからの申し込みになります。申込みや受け取りの期間は以下のようです。
抽選申込み期間:2022年11月22日(火)0:00~12月5日(月)23:59
結果発表:2022年12月15日(木)
受取期間:2023年1月1日(日)~1月3日(火)
コーヒーの福袋に関しては、引換券販売と普通に店頭販売があります。自分が行く店舗がどちらの方式なのかお店で確認しましょう。販売日も来年になって入っているテナントの初売りに合わせたものになっていると思います。
お値段は、2000円、2700円(ドリップのみ)、5000円(いずれも税込み)の3種類が用意されています。いずれも商品を入れるバッグは付いています。
2000円 コーヒー福袋人気セット コーヒー3種(KALDI ニューイヤーブレンド、ブルーマウンテンブレンド、ブラジル ダークロースト カルモデミナス地区)各200g
従って、コーヒー1g当たりのお値段は、2000/200*3=3.3円
2700円 人気ドリップコーヒーセット ドリップコーヒー5種(KALDI ニューイヤーブレンド×6個、干支珈琲 コロンビア ファン・マルティン農園 ピンクブルボン×6個、ブルーマウンテンブレンド×6個、ドイトンコーヒー×6個、パナマ ゲイシャ×4個)
従って、コーヒー1g当たりのお値段は、2000/(60+60+60+60+40)=9.6円
5000円 コーヒー福袋豪華セット コーヒー3種(モカマタリ、ブルーマウンテンNo.1、干支珈琲 ケニア キアンドゥ シティ ロースト)各200g
従って、コーヒー1g当たりのお値段は、5000/200*3=8.3円
また、オンライン専用のコーヒーの福袋もあります。お値段、7000円。こちらの申込み期間などは以下の通りです。
抽選申込み期間:2022年11月22日(火)10:00~11月29日(火)23:59
1次抽選 結果発表:2022年12月1日(木)10:00~
2次抽選 結果発表:2022年12月6日(火)10:00~(1次抽選で販売予定数に満たない場合のみ実施)
お届け予定:2023年1月1日(日)~
こちらの内容は、コーヒー3種(KALDI ニューイヤーブレンド、パナマ ゲイシャ、ニカラグア ブエノスアイレス)各200g、ドリップコーヒー(ゲイシャ エチオピア ゲシャ村×4個、メキシコ2021カップ・オブ・エクセレンス 1位×1個/23位×1個、ブラジル2021カップ・オブ・エクセレンス 15位×1個/23位×1個、ペルー2021カップ・オブ・エクセレンス 10位×1個)となっています。
従って、コーヒー1g当たりのお値段は、7000/(200*3+40+20+20+10)=10.1円
まとめ、コーヒーは嗜好品
今回、コーヒー豆、粉などコーヒーのみに絞った単位価格で最も安かったのは、カルディコーヒーファームの2000円 コーヒー福袋人気セットでした。
コーヒー1g当たり3.3円というぶっちぎりの安さです。
第2位は、ドトールの初荷2023の3600円のセットです。こちらは、コーヒー1g当たり4.2円です。
とはいえ、コーヒーは完全な嗜好品です。
これらの単価の安いものに使われているコーヒーは普通の一般的なコーヒーです。ですが、普段飲んでいるのがこういったコーヒーだよという方(私もそうです)は、これでも十分だと思います。
いや、年の初めだし普段飲まないちょっといいコーヒーを飲みたいという方は、単価として1g当たり10円程度出せば、普段より高級なコーヒーが飲めます。
そういう意味では、ドトールはコーヒーという点だけ見ると非常に良心的だと思います。
一方、スターバックスやタリーズコーヒーの福袋は、コーヒーだけで見ると1g当たり10円を軽く超えてしまいます。コーヒーだけの観点から見ればはっきり言ってお高いです。
従って、それ以外の商品にどれだけ価値を見出すかによって評価が変わるでしょう。
楽天のコーヒー福袋2023
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