あんぱんと言えば木村屋総本店、その季節のあんぱん、9月のマロンあんぱんを食べてみました。
マロンパンは、あんぱんとは限りませんが、他のパン屋さんでもこの季節になると結構作られています。元祖あんぱんの木村屋さんの味はいかに?
マロンあんぱんは9月の季節のあんぱん
木村屋総本店の直営店では、毎月季節のあんパンというものを売っています。
今回のあんぱんは、9月季節のあんぱんであるマロンあんぱんです。お値段、1個260円かな。
いつも思いますが、小さい割には高い。最近の酒種あんぱんの径の大きさは、8cmもないんじゃないでしょうか。

木村屋さんのHPに
自社でさらに柔らかく煮込んだ甘露煮の栗を細かく砕いて、バターとブランデー(VSOP)で風味を付け、甘露煮のシロップと生クリームを混ぜて贅沢に仕上げた「オリジナル栗餡」を風味の良い酒種生地で包みました。
とあるので、まあそれだけいい原材料を使えば高いだろうなと思います。トッピングにも栗の甘露煮を切ったものが乗っています。
マロンあんぱんは、たしかにうまい! でも、
では実食です。
このあんぱんは、一口食べると栗の甘露煮の香りと濃厚な栗の餡が味わえる一品で、かなりおいしいです。
おいしいのは間違いありません。ですが、値段とこの大きさを考えると、ほかのメーカーで出している秋の季節商品であるマロンデニッシュとかマロンクリームパンとかに触手を伸ばしたくなってしまうというのが、本音です。

断面を見るとしっかりとした甘露煮がトッピングされており、栗餡もたっぷり入っています。
食感もいいしおいしい、おいしんだけどさ、、、。
原材料表示からわかること
おいしくて小さいことが、わかったところで原材料表示を見てみましょう。

このあんぱんは、基本はほかの季節のあんぱんとは異なり、原材料表示の一番最初に栗甘露煮が来ています。そりゃ高いわけだ。
いつもの季節のあんぱんのベースになっている白あんの表示がありません。ということは、マロンあんぱんの餡は、もちろんバターやブランデー、クリームなども入っているのでしょうが、ベースが甘露煮であるということになります。
これは、多分ほかのパン屋さんの季節商品のマロンパン(パンの種類はどうあれ)にはなかなかまねができないことのように思えます。
木村屋のマロンあんぱん、本物志向の方はどうぞお試しを
今回、9月の季節のあんぱんであるマロンあんぱんを食してみました。
餡のベースは栗の甘露煮でほかの混ぜ物も少なくおいしいです。多分ほかのパン屋さんの季節のマロンを使った商品でもなかなかこのクオリティーは出せないでしょう。
ですが、小さくて高いです。普通の人なら1個で満足できるような大きさではありません。
本物志向の方は試してみるのがいいと思いますが、量があってそこそこうまいのが食べたい人は、他のメーカーのマロンパンを探すで全然かまわないと思います。
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